岩瀬皮フ科

日進市折戸町高松の皮膚科の岩瀬皮フ科

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Dr.岩瀬のワンポイントアドバイス

帯状疱疹と帯状疱疹の予防接種

帯状疱疹は水ぼうそうにかかったことがある人がなる病気で、水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに帯状にでます。
チクチク、ピリピリ、ズキズキ、強い痛みを伴うことが多く、発疹が治っても長い間(3~6ケ月以上)痛みが続くことがあります。80歳までに約3人に1人、帯状疱疹にかかります。ワクチンで予防できるので、50歳になったら接種しましょう。

帯状疱疹を予防するワクチンは2種類あります。
それぞれ特徴が違いますので、医師に相談してください。

脇汗の治療ができます

脇の多汗症は体温調節に必要な量を超えて、通常より多く脇汗をかいてしまうことで日常生活に支障をきたす疾患です。
保険適用のある塗り薬があります。

アトピー性皮膚炎の治療 デュピクセント注射

アトピー性皮膚炎の湿疹やかゆみの原因を根本からブロックする薬剤です。
当院でも接種できますので、ご相談下さい。

もうすぐプールの季節です。水いぼはそろそろ取りましょう

水いぼの原因は伝染性軟属腫ウイルス感染によるものです。半年から1年くらいで自然治癒することもありますが

1)夏は広がりやすい
2)接触感染するためプールに入ることが禁止される。

等からそろそろ取られたほうがよいかと思われます。1個ずつ刃のついたセッシで取っていくためなるべく数が少ないうちに治療したほうが痛みが少なくてよいと思います。(痛みの少ない治療もありますので当院にご相談ください)

もうすぐプールの季節です。水いぼは早めに取りましょう

夏、虫刺されのあとのジュクジュクに気をつけて!

5月から夏にかけて「虫さされ、かき傷、すり傷がいつまでもかゆくジュクジュクして、いろいろなところに移って増えてきた」という症状がある場合には「とびひ」を疑ってください。
原因は皮膚の抵抗力が弱くなっているところへの黄色ブドウ球菌やレンサ球菌という細菌の感染です。
接触で(特に子供同士で)感染します。
治療は抗生剤の塗り薬、飲み薬です。

「とびひ」予防の5つの心得
1.夏は、毎日お風呂に入るかシャワーを浴び、石けんを使ってよく洗浄し、あとはよく流しましょう。
2.湿疹・アトピー性皮膚炎の治療につとめましょう。
3.虫さされ、すり傷などは早めにきちんと治療しましょう。
4.爪は短くきり、外出後や遊んだ後は手をよく洗いましょう。
5.鼻をいじるのをやめましょう。

紫外線量は5~8月がピークです

・ 紫外線は波長によってUV-A・UV-B・UV-Cに分かれます。地上にはUV-AとUV-Bが到達します。
・ 曇りや雨の日も紫外線は届いています。
・ UV-Aはガラスを通るため、室内にいても油断できません。
・ 屋外では路面等からの反射による紫外線も肌をねらっています。
・ オゾン層の破壊により紫外線量は年々増えています。
・ UV-Aは冬でも夏の半分程度にしか減らないため、冬でもUVケアが必要です。
日焼け止めはUV-A、UV-B両方をシャットアウトする効果のあるもの(SPF,PAが表示されているもの)を選びましょう。

* SPFとは?
   UV-B:紫外線B波(短時間で肌に赤み・炎症を起こさせ、黒化につながりやすい)から肌を守る効果を示す数値です。
   
* PAとは?
   UV-A:紫外線A波(一般的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌の弾力を失わせる)から肌を守る効果を示す記号です。
   +・++・+++の3段階で示します。

紫外線量は5~8月がピークです

シミの塗り薬(美白剤)について

現在、シミの塗り薬(美白剤)の主流はハイドロキノンです。
イチゴ類、麦芽、コーヒー、紅茶など自然にも存在する成分ですが、還元作用があり写真の現像にも使われています。
ハイドロキノンはシミの原因であるメラニン色素の合成を阻止する働きがあり非常に効果的です。
刺激が強いことが欠点ですが上手に使用すれば心配ありません。

※シミの治療は自費(保険適応外)診療となります。

ペニュキアの下は大丈夫?爪白癬によく効く外用剤があります

ペニュキアをとって白い爪になっていたら爪水虫に注意です
1)わが国では足水虫にかかっている人が2,100万人(約5人に1人)
爪水虫にかかっている人がおよそ1,200万人(約10人に1人)と
言われています。男女比はほぼ同数と言われてますが、最近特に女性が靴やストッキングを履く機会が増え女性の爪、足水虫が多くなっているようです。また、知らないうちに家族内感染により、歩き始めた子供にもうつしています。
2)予防について
感染源を避ける(バスマット、スリッパ)
清潔に(指の間も石鹸でよく洗う)
乾燥させる(水分を良くふき取る)
通気(吸湿性、通気の良い靴下を選び、靴はなるべく早く脱ぐ)
3)治療について
足水虫は塗り薬
爪水虫は飲み薬(数ヶ月の服用)でしたが、最近、爪によく効く塗り薬がでました、治療しやすくなりました。

ペニュキアの下は大丈夫?爪白癬によく効く外用剤があります

AGA(男性型脱毛症)の治療について

AGAは進行性であるため、抜け毛の進行を遅くし、現状を維持する治療が効果的です。
最近、抜け毛の原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑え抜け毛の進行を遅らせる内服薬(『爆笑問題』がTV等で宣伝しています)が使われています。
当院でも処方しています。お気軽にご相談ください。

※AGAの治療は自費(保険適応外)診療となります。